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【書くことに悩むあなたへ】『書く習慣』に学ぶ、誰でも続けられる文章術

 こんにちは、なかまゆです。

「文章ってどうやって書けばいいの?」
「面白いことが書けない自分に価値なんてあるのかな?」
そんな風に思ったこと、ありませんか?

今回は、ライターとして活躍するいしかわゆきさんの著書『書く習慣』から、

「書くことのハードルをぐっと下げる考え方」や「続けられるコツ」を、私なりの視点でご紹介します。

この本をひとことで表すなら、

“書くことで人生は変わる”と教えてくれる一冊。です

さっそく、一緒にその魅力を探っていきましょう。


書くことは誰にでもできるアウトプット

まず著者の石川ゆさんは、極度の人見知りだったそうです。
人と目を合わせて話すのも苦手だった彼女が、今ではライターとして生計を立てられている——その原動力こそが「書くこと」だったのです。

声が出なくても、
人と話すのが苦手でも、
家から出られなくても、
書くことはできる。

そう考えると、文章ってとても開かれた表現手段ですよね。


うまい文章じゃなくていい。本音を綴ることが大切

書くことに対して「面白くなきゃ」「うまく書かなきゃ」と構えてしまう人が多いですが、著者はこう言います。

「うまい文章=面白い文章ではない」

SNSでバズる投稿や、心に刺さる文章って、必ずしも文法的に整っているとは限りません。
むしろ、荒削りでも本音が見える文章の方が、人を引きつけるのです。

例えるなら、
“完璧な敬語のグチ”よりも、
“ちょっと乱れた感情そのままの本音”の方が、共感されやすい。


書きたいことがない?それなら「気持ちが動いたこと」を書こう

「毎日書ける人ってネタ切れしないのかな?」と思ったことはありませんか?

実は、ネタ探しって難しく考える必要はないのです。

  • 食べて感動したスイーツ
  • 上司に言われた一言
  • 最近ハマってるドラマや映画
  • 婚活で感じたモヤモヤ

こうした日常の中で「心が動いたこと」が、最高のネタになります。


書く理由は「忘れないため」

書くことにはもう一つ大きな意味があります。
それは、「自分の感情や出来事を忘れないため」。

心理学者エビングハウスの研究によると、私たちは1日経てば7割以上のことを忘れてしまうそうです。
だからこそ、感じたことをその日のうちに書き残すことが大切なんです。

文章にすることで「1日の手触り」を感じられる

何もない1日だったように思えても、振り返ってみれば何かしら感じた瞬間はあるもの。
書いておくことで、自分の毎日が愛おしくなります。


誰にも見られない前提で、本音を書く

書き始めたばかりの頃は、「誰にも見られない前提」で書くのがコツです。

人に見られると思うと、どうしても「よく見せたい」「批判されたくない」と思ってしまい、本音が出せなくなりますよね。

でも、面白い文章というのは、**“心の奥から出てきた言葉”**にこそ宿るもの。
「最初は非公開日記でいい」くらいの気持ちで書くことをおすすめします。

※ただし、誰かを傷つける表現や、誹謗中傷はNGです。
あくまで「自分の感じたこと」を「自分の視点」で書くのが鉄則です。


ネタは日常に転がっている

文章を継続するうえで大切なのは、「自分にとって自然なテーマ」を選ぶこと。

  • Netflixで観た映画の感想
  • コンビニスイーツの新作レビュー
  • 夫や妻との日常エピソード
  • 婚活の体験談
  • 持病との向き合い方

日々の生活で経験していることをそのまま書けば、ネタ切れしにくいし、自分にとっても書きやすいんです。


完璧主義を捨てて、「とりあえず書く」

文章が完成しない人の多くは、完璧を求めすぎている傾向があります。

「もっといい表現があるかも…」
「ここは削ったほうがいいかな…」

そんな風に考えているうちに、1ヶ月経っても1行も書けない…ということも。

不完全でもいい。
「終わり」と言えば、それで終わりでOK!と教えてくれています

自分の中で区切りをつけて公開してしまうことで、書くことがどんどんラクになっていきます。ち


書く習慣を作る3つのコツ

書く習慣を作る3つのコツ

① ツールをすぐ使える場所に置く

メモアプリ、Googleドキュメント、Twitterなどをスマホのホーム画面に配置するだけでも書くハードルが下がります。

② 「5分だけ」書く

いきなり1時間書こうとせず、「移動中」「お風呂の中」など、ついでに5分だけ書く習慣をつけましょう。

③ 好きなことを体験したついでに書く

趣味や日常の出来事を、終わった後に感想としてアウトプットする癖をつけていくと、自然と書けるようになります。


読まれる文章にするための2つのポイント

  • 中学生にも伝わる簡単な言葉を使うこと
  • 固有名詞には必ず説明を添えること

難しい言葉や横文字は読者にとって負担になるだけ。
伝えたいことが伝わるシンプルな言葉選びを意識していきましょう。


おわりに:書くことは、人生を変える「味方」になる

文章は、**喋るのが苦手な人や、人前で表現するのが怖い人にとっての“味方”**です。

  • 本音を出せない人ほど、書くことが向いている
  • 書くことで、自分の気持ちに気づける
  • 書いた文章が、誰かの心を動かすこともある

何より、書くことで自分自身を大切にできるようになるのです。

まずは1行でも、1ツイートでもいい。
今日からあなたも、“書く習慣”を始めてみませんか?