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落ち込んだ心を優しく慰めてくれる本 – ジェーンスー著『お疲れ、今日の私』徹底解説

※この本はPRを含みます。


こんにちは、なかまゆです。

今回は、日本生まれ日本育ちの作詞家、コラムニスト、そしてラジオパーソナリティとして幅広く活躍しているジェーンスーさんの書かれた『お疲れ、今日の私』を解説していきます。
この本は、一言で言うと落ち込んだ心を優しく慰めてくれる本です。

この本は、一言で言うと落ち込んだ心を優しく慰めてくれる本です。

落ち込んだ心を慰める理由

生きていると落ち込むことは多いですよね。

仕事では頑張りを誰にも理解してもらえず、やったことに対して「ありがとう」の言葉一つ返ってこないこともあります。

婚活やダイエットなどを頑張ってもがいてみるも、なかなかうまくいかなくて張り詰めていた糸がプツンと切れてしまう日もあるでしょう。

そんなときこそ、この本が助けになりますよ

そんなときこそ、この本が助けになります

作者。ジェーンスー氏は、頑張っていてもなかなかうまくいかず、落ち込んだ日はまずは回復から始めるべきだと説いています。

つまり、すべきことではなく、自分のしたいことをして、自分のことをいつも以上にねぎらってやった方がいいということです。

例えば、カラオケやパチンコに行ったり、友達と食事で発散したり、いつもより高めのレストランに行ったり、サウナに行ったりなどです。

うまくガス抜きができないと爆発して、うつ病などになってしまう人もいます。だから、疲れた日は風呂にでも浸かって、この本に慰めてもらうのが良いのです。

何のために生きるのかを考えるとき

この本では、まず「何のために生きるのか」を考えるとき、人は落ち込んでいることが多いと述べられています。

例えば、長く付き合った恋人と別れたり、頑張ってやってきた仕事がうまくいかない日々が続き、特に人生に目標がなくなった状態で朝が来たら起き、食べて、働いて、排泄して、寝ることだけを繰り返す…という日々が続くと、何で生きているんだっけと思い悩むことがあるでしょう。

しかし、心身ともに健康な時や何かに夢中になっている時、人はそんなことを考えないものです。つまり、「何のために生きるのか」と考えている時は心身に疲れが出ているサインだということです。

ジェーンスーさんは、「何のために生きるのか」に対する答えを「自分のことを好きでいるため」と考えています。どうせ明日も明後日も生きてしまうのだから、自分を嫌いでいるよりは好きでいる方が心地よい。それに、「何のために生きるのか」を考えるときは自分のことを好きじゃなくなってきている時だろうと指摘しています。

自分を好きになるには行動が鍵

多くの人はまず見た目を自分の理想に近づけて自分を好きになろうとします。

しかし、ジェーンスーさんは、見た目ではなく行動の変化によって自分を好きになることを目指しています。例えば、できなかったことができるようになったり、筋トレを続けたり、緊張してできなかったことができるようになったり、得意なことで人から褒められたりすることです。

行動は他人との比較が生まれづらいため、心は平穏でいられます。

「お疲れ様」に込められた思い

「お疲れ様」という言葉には「あなたが一生懸命にやったことを私は知っているよ」という意味が込められています。この言葉は相手の結果ではなく、頑張りや行動をねぎらっている感じがします。頑張っても結果が出ないことが続くと、自分なんかと暗い気持ちになってしまうものです。そんな時に誰かから「お疲れ様」と心から言ってもらえると、もう一度頑張れることもあるのです。

「私なんかが」の呪いを解く

「私なんかが」という言葉は自分で自分を不幸にしている呪いのようなものです。

自分より頭が良くて優秀で見た目が良い人を見つけると、コンプレックスや自信のなさを抱え、失敗を繰り返すことで「私なんかが」という呪文を自分にかけてしまいます。

この呪いを解くためには、「幸せになりたいか」を自分に問いかけることが大事です。何度も問いかけることで、本当に幸せになりたいと思えるようになり、自分の好きなことややりたいことに正直になれるようになります。

年を取ると全てが面倒くさくなる

年を取ると、昔はウキウキしながらやっていたことも面倒くさくなります。

しかし、同時に嫉妬や妬みといった感情から解放され、素直に羨ましいと口に出せるようになります。面倒くさくなったことで色々なことが「まあいいか」と思えるようになり、楽になったこともあります。

弱った自分から回復する方法

疲れと弱りは似て非なるもので、疲れはシンプルに寝れば回復しますが、弱りは愛情不足が原因の場合が多いです。

弱りを感じたら、まずは休息を取り、自分の下がりきった自己肯定感を引き上げる必要があります。例えば、筋トレをする、ブランドものを身に付ける、お風呂でリラックスするなど、自分を肯定できるような行動をとることが大事です。

落ち込んだ時は無条件にニヤニヤしよう

落ち込んだ時は無条件にニヤニヤできるものを常備しておくことが大事です。可愛い動物の動画やお笑い芸人のコントなど、頭であれこれ考えなくても見たり聞いたりするだけで理解できるものが良いでしょう。心が疲弊している時には、即物的なものが一番です。

上手に休むのも能力

疲れた時には上手に休むことが大事です。自分で自分の体と心をチェックし、適度に休むことも能力の一つです。思い切って休むことで、心身の健康を保つことができます。

仲良くなりたかったら本音を言う

仲良くなりたかったら、嫌われることを恐れずに本音を言うことが大切です。相手の話にただ合わせるだけでは、相手と仲良くなることはできません。本音で相手と意見が違った場合でも、自分の意見を真剣に伝えることで信頼関係が築けます。

まとめ

この本『お疲れ、今日の私』は、落ち込んだ心を優しく慰めてくれる本です。

何のために生きるのかを考えるときは心身に疲れが出ているサインであり、自分を好きになるためには行動の変化が鍵です。

「お疲れ様」という言葉には、あなたが一生懸命にやったことを知っているという意味が込められています。「私なんかが」という呪いを解くためには、自分に「幸せになりたいか」と問いかけることが大事です。

年を取ると全てが面倒くさくなりますが、嫉妬や妬みから解放されることもあります。弱った自分を回復するには、自己肯定感を引き上げる行動が必要です。落ち込んだ時には無条件にニヤニヤできるものを常備し、上手に休むことも大切です。