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【超入門】AI向けパソコンは普通のPCと何が違う?失敗しない3つのポイント

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「AIを始めてみたいけど、特別なパソコンが必要なの?」 そう思いますよね。結論から言うと、特に【AIの学習】まで考えるなら、普通のPCとは少し違うパーツが必要になります。

でも、安心してください。見るべきポイントはたったの3つです!

ポイント①:【最重要】GPU – AI学習の超高速エンジン!

PCには頭脳となる「CPU」が入っていますが、AI学習にはもう一つの頭脳「GPU」が欠かせません。

CPUは「一人の賢い博士」に例えられます。難しい問題を一つずつ解くのが得意です。 対してGPUは「たくさんの小学生の集団」です。簡単な計算を、集団で一斉に解くのが得意です。

AIの学習は「膨大な量の単純計算」の繰り返しなので、【GPU(小学生の集団)】があると、CPU(博士)が一人でやるより何十倍、何百倍も速く終わらせることができます。

【選び方のコツ】 種類は、【NVIDIA(エヌビディア)社の「GeForce RTX」シリーズ】を選びましょう。これは、AIの「CUDA」という共通語を話せるGPUで、世界中のAI開発で使われている事実上の標準です。

VRAMは、GPU専用の作業机です。机が広いほど、賢いAI(大きなモデル)を扱えます。入門なら【6GB以上】、少し本格的にやるなら【8GB以上】がおすすめです。

ポイント②:メモリ – いろんな作業を広げる机

メモリは、PC全体の作業机の広さです。AI学習では、大きなデータ(教科書や問題集)をたくさん広げるので、机は広い方が快適です。

【選び方のコツ】 最低でも【16GB】を選びましょう。複数のアプリを同時に開いたり、少し大きなデータを扱ったりする際に、動作が安定します。予算が許せば32GBあると、より安心です。

ポイント③:CPU – 全体を指揮する司令塔

GPUがAI学習の実行部隊なら、CPUは全体の司令塔です。データを準備したり、GPUに仕事を渡したりと重要な役割を担います。GPUの性能をしっかり引き出すためにも、ある程度の力が必要です。

【選び方のコツ】 Intel社の「Core i5」またはAMD社の「Ryzen 5」以上であれば、初心者の方には十分な性能です。

AI向けPCスペック早見表(初心者向け)

パーツ役割おすすめスペック
GPUAI学習のエンジンNVIDIA 「GeForce RTX 3050 / 4050」以上
(VRAM)GPUの作業机「6GB」以上(できれば8GB以上)
メモリPC全体の作業机「16GB」以上(できれば32GB)
CPU全体を指揮する司令塔「Core i5 / Ryzen 5」以上


では、この3つのポイントを踏まえて、実際にどんなパソコンが買えるのか、価格帯別に見ていきましょう!

【価格帯別】AI学習におすすめのノートPC

【~10万円】AI学習の準備・普段使いに最適な高コスパPC

この価格帯は【専用GPU非搭載】ですが、プログラミング学習や普段使いには十分すぎる性能です。「まずはAIの勉強から」という方に最適です。

モデル名① Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 8② HP 15-fc
CPUIntel Core i5-12450HAMD Ryzen 5 7530U
GPUIntel UHD Graphics (CPU内蔵)AMD Radeon Graphics (CPU内蔵)
メモリ16GB16GB
ストレージ512GB NVMe SSD512GB NVMe SSD
概算価格約8万5千円約7万5千円
AI学習適性× (CUDA学習は不可)× (CUDA学習は不可)
ポイントパワフルなCPUと16GBメモリで動作が快適。プログラミング学習に最適。驚異的なコスパ。7万円台で普段使いには十分すぎる性能。

【15万円前後】ここから始める!AI学習入門PC

【ここから専用GPU「RTX」シリーズが登場】します。CUDAを使った本格的なAI学習の、現実的なスタートラインです。

モデル名① ドスパラ GALLERIA RL7C-R35② マウス G-Tune P5-I7G50BK-A
CPUIntel Core i7-13620HIntel Core i7-12650H
GPUGeForce RTX 3050 6GB LaptopGeForce RTX 4050 6GB Laptop
メモリ16GB16GB
ストレージ500GB NVMe SSD500GB NVMe SSD
概算価格約14万円約16万円
AI学習適性△ (入門OK)〇 (入門に最適)
ポイントRTX搭載機としては最安値クラス。まずはAIを試したい方に最適。最新世代のRTX 4050を搭載。省電力で性能バランスが良い入門機。

【20万円前後】より快適に!本格AI学習向けPC

GPU性能がアップし、VRAMも【8GB】に。より複雑なAIモデルも扱えるようになり、快適さが格段に向上します。

モデル名① パソコン工房 LEVEL-15FX164-i7-RMSX② ASUS TUF Gaming A15 FA507NV
CPUIntel Core i7-14650HXAMD Ryzen 9 7940HS
GPUGeForce RTX 4060 8GB LaptopGeForce RTX 4060 8GB Laptop
メモリ16GB16GB
ストレージ1TB NVMe SSD500GB NVMe SSD
概算価格約20万円約19万円
AI学習適性◎ (本格利用OK)◎ (本格利用OK)
ポイント最新CPUとRTX 4060で本格的な開発が可能。ストレージも1TBと大容量。非常に高性能なCPUが魅力。信頼性と頑丈さにも定評あり。
『本体 斜め1』 TUF Gaming A15 FA507NV FA507NV-R7R4060 [メカグレー] の製品画像

https://kakaku.com/item/K0001557110


【まとめ】最終チェック!あなたに最適な一台を見つけるために

ここまでお疲れ様でした。たくさんの情報を見てきましたが、最後にあなたに最適な一台を選ぶための最終チェックをしましょう。

ステップ①:あなたの「目的」はどれに近いですか?

まずは、あなたがAIで何をしたいのか、どの段階にいるのかで、選ぶべきPCが決まります。

  • 「まずはAIの世界を覗いてみたい、プログラミング学習から始めたい」 → それなら【10万円未満】のPCが最適です。専用GPUはありませんが、普段使いや学習の準備には十分すぎる性能です。将来、本格的なPCへ買い替えることを見据えた、非常に賢い第一歩と言えます。
  • 「CUDAを使ったAI学習を、自分の手で実際に体験してみたい」 → 【15万円前後】のPCがあなたのスタートラインです。「RTX 3050」や「RTX 4050」を搭載したPCで、AI開発の面白さを存-分に味わうことができます。例えば、自分の描いたラクガキをプロ級のイラストに変身させたり、自分そっくりの声でしゃべるAIを作ったり…なんてことも、決して夢ではありません
  • AIで高画質なイラストや、短い動画をサクサク作ってみたい」 → それなら【20万円前後】のPCが最適です。「RTX 4060」とVRAM【8GB】のパワーがあれば、AI画像生成がより速く快適になるのはもちろん、多くの人が挑戦してみたい【AI動画の生成】にもチャレンジできます。

ステップ②:最後の一押しアドバイス

PC選びは「今の自分に最適な道具」を選ぶことです。難しく考えすぎず、あなたの「目的」と「予算」のバランスが一番良いと感じるものを選んでみてください。

そして、お得に購入するための最大のコツは【公式サイトのセールをこまめにチェックすること】です。特にドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房といったメーカーは頻繁にセールを行っており、同じ予算でもワンランク上のPCが手に入ることがあります。