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お金が貯まる人の部屋は綺麗?整理整頓がもたらす驚きのメリット

こんにちは、なかまゆです。

皆さん、最近イライラすることはありませんか?私自身、物が増えることで幸せになれると思い込んでいた時期がありました。新しいものを手に入れるたびに、一瞬の喜びを感じますが、気がつけば部屋が物で溢れかえり、いつの間にかストレスがたまっている…。そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな「物を減らすことの重要性」と「お金が貯まる習慣」について、ファイナンシャルプランナーの黒田直子さんの著書『お金がたまる人はなぜ部屋が綺麗なのか』を元に、詳しく解説していきたいと思います。特に、お金が貯まりやすい人の部屋の状態や、物を減らすための具体的な方法について深掘りしていきます。記事の最後には、ミニマリストとして有名な深夜さんと佐竹誠さんの著書『ミニマリストになって物を捨てたらお金と時間が増えた』のエッセンスもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

1. 部屋が汚い人はお金が貯まりにくい

まず最初に、黒田直子さんの指摘する「部屋が汚い人はお金が貯まりにくい」というポイントについて考えてみましょう。皆さんの中にも、部屋が片付かない、いつも物が散らかっているという悩みを持つ方がいるかもしれません。しかし、この「部屋の汚さ」が実はお金の管理にも影響を与えているというのです。

黒田さんによると、お金をしっかりと貯めることができる人は、部屋が整理整頓されていることが多いそうです。これは、部屋の状態とお金の管理能力に密接な関係があるからです。整理整頓ができる人は、日常生活でも物の場所をきちんと把握し、無駄な出費を抑えることができます。例えば、同じものを何度も買ってしまったり、必要なものをすぐに見つけられずに新たに購入してしまうことがないため、無駄遣いが減るのです。

一方で、部屋が散らかっている人は、片付けの習慣がなく、どこに何があるかを把握できていないことが多いです。このような状態では、無駄な買い物や不必要な出費が増えてしまい、結果としてお金が貯まりにくくなります。要するに、部屋が汚い人は、物の管理ができていないため、無意識のうちに家計管理にも影響が出てしまうのです。

部屋の状態が家計管理に与える影響

このように、部屋の状態と家計管理の間には密接な関係があります。例えば、部屋が綺麗で整理整頓されている人は、家計簿をしっかりつけていることが多く、支出の管理が行き届いています。逆に、部屋が散らかっている人は、支出の管理が曖昧で、気づかないうちに無駄な出費をしていることが多いのです。

実際に、黒田さんが行った調査でも、貯金ができている人ほど部屋が綺麗であることが確認されています。このようなデータを基に考えると、まずは自分の部屋の状態を見直し、整理整頓を心がけることで、自然と家計管理が改善され、お金が貯まりやすくなるといえるでしょう。

2. 物を増やさないための工夫

次に、物を増やさないための具体的な工夫について考えてみましょう。黒田さんは、物を増やさないためには「必要なものかどうかを見極めること」が重要だと述べています。多くの人が「これも必要かも」「いつか使うかもしれない」と思って物を溜め込んでしまいますが、実際には使わずに放置しているものが多いのではないでしょうか?

必要なものかどうかを見極める

必要なものかどうかを見極めるためには、まず自分が本当に使っているものと、使っていないものを分けることが重要です。例えば、洋服や靴、キッチン用品など、何年も使っていないものは思い切って手放すことをお勧めします。私自身も、クローゼットの中で何年も眠っていた洋服を処分したことで、部屋がすっきりし、心の中も軽くなった経験があります。

さらに、必要なものでも「量や数を決める」という考え方も大切です。例えば、スーパーのレジ袋や100円ショップで購入した雑貨など、ついつい溜め込んでしまいがちなものも、必要最低限の量を決めて管理することで、部屋が物で溢れるのを防ぐことができます。

無駄遣いを減らすためのルール作り

物を増やさないためには、無駄遣いを減らすことも重要です。黒田さんは、無駄遣いを減らすためのルール作りを提案しています。例えば、「必要なものをリストアップしてから買い物に行く」「バーゲンやセールには行かない」「無料でも不要なものはもらわない」など、具体的なルールを決めることで、無駄な出費を防ぐことができます。

このように、物を増やさないためには、必要なものかどうかを見極めることと、無駄遣いを減らすためのルール作りが重要です。特に、物が増えがちな人は、計画的に買い物をすることで、部屋を綺麗に保ち、お金が貯まりやすくなります。

3. プチ消費を抑える

さて、次に考えるべきは「プチ消費を抑える」ことです。皆さんも、コンビニでついお菓子を買ってしまったり、コーヒーを購入したりすることがあるのではないでしょうか?こうした「プチ消費」は、一度の出費は小さいものの、積み重なると大きな負担になります。

プチ消費が家計に与える影響

プチ消費は、少額の出費が頻繁に発生するため、気づかないうちに家計を圧迫する要因となります。黒田さんの調査によれば、お金が貯まらない人は、コンビニでのちょっとした買い物や、ついスイーツを買ってしまうなどのプチ消費を繰り返す傾向があるそうです。

このようなプチ消費を抑えるためには、まず自分がどのような場面で無駄遣いをしているのかを把握することが重要です。例えば、仕事帰りにコンビニに寄る習慣があるなら、その頻度を減らす、または買い物リストを作成して必要なものだけを購入するなど、具体的な対策を講じることが必要です。

プチ消費を抑えるための対策

プチ消費を抑えるための対策として、黒田さんは次の2つの方法を提案しています。

  1. 誘惑の元を断ち切ること
    プチ消費の原因になる場所やシチュエーションを避けることが有効です。例えば、甘いものが好きな人は、ケーキ屋やコンビニに寄らないようにすることで、無駄な出費を減らすことができます。
  2. リミットを決めて計画的に利用すること
    プチ消費を完全にやめるのは難しいかもしれませんが、利用する頻度や金額にリミットを設けることで、無駄遣いをコントロールすることができます。例えば、「カフェでの飲み物は週に1回まで」といったルールを作ることで、家計への影響を抑えることができます。

このように、プチ消費を抑えるためには、まず自分の消費パターンを把握し、具体的な対策を講じることが重要です。プチ消費を減らすことで、家計にゆとりが生まれ、お金が貯まりやすくなります。

4. 投資を検討する

次に、お金を増やしていく手段として「投資」を検討することも重要です。貯金だけでは資産が増えにくい現代において、投資は資産を効率的に増やすための一つの方法です。

投資のメリットとデメリット

投資にはリスクが伴いますが、銀行の普通預金の金利が低い現状を考えると、投資信託や株式投資などを利用することで、より高い利益を得る可能性があります。例えば、現在のメガバンクの普通預金金利は0.001%程度ですが、投資信託などで運用すれば、この10倍以上の収益が見込めることもあります。

もちろん、投資にはリスクがあるため、余剰金で行うことが基本です。また、生活に必要なお金や、すでに決まっている支出がある場合は、無理に投資をするべきではありません。しかし、投資をしないデメリットも理解した上で、自分に合った投資方法を検討することが大切です。

投資を始めるためのステップ

投資を始める際には、まず自分のリスク許容度を把握することが重要です。リスク許容度とは、投資で損失が発生した場合に、どの程度のリスクを受け入れることができるかを示す指標です。リスク許容度を把握した上で、適切な投資商品を選びましょう。

また、投資は長期的な視点で行うことが基本です。短期間で大きな利益を得ようとするのではなく、コツコツと積み立てていくことで、リスクを分散しながら資産を増やすことができます。

投資に興味がある方は、まずは少額から始めてみると良いでしょう。投資に関する知識を深めながら、無理のない範囲で資産運用を行うことで、将来的に大きな利益を得ることができるかもしれません。

5. 物を減らして心も整える

最後に、物を減らすことで心も整える方法について考えてみましょう。物を減らすことは、単に部屋を綺麗にするだけでなく、心の整理にもつながります。黒田さんは、部屋が荒れている時と心の状態はリンクしていると指摘しています。

部屋と心の関係

部屋の状態が心に与える影響は、思った以上に大きいものです。部屋が散らかっていると、心も乱れやすく、ストレスが溜まりやすくなります。逆に、部屋が整っていると、心も穏やかで落ち着いた状態を保つことができます。

実際に、黒田さんは精神的に不安定な時期と、部屋が荒れていた時期を比較した際に、部屋が綺麗になると同時に心も回復していったと述べています。このように、部屋の状態と心の状態は密接に関連しているのです。

物を減らすことで得られる効果

物を減らすことで得られる効果は、心の整理だけではありません。選択肢が少なくなることで、余計な悩みや迷いも減少し、決断力が向上します。例えば、洋服を整理して必要なものだけを残すことで、毎日のコーディネートに悩む時間が減り、朝の準備がスムーズになります。

さらに、物を減らすことで時間とお金の節約にもつながります。物を所有するためには、それを管理する時間や費用がかかります。例えば、家具や家電のメンテナンス費用、掃除や整理にかかる時間などが挙げられます。物を減らすことで、これらの負担を軽減し、時間やお金をより有効に活用することができるのです。

ミニマリストの視点から考える

ここで、ミニマリストとして有名な深夜さんと佐竹誠さんの著書『ミニマリストになって物を捨てたらお金と時間が増えた』から、物を減らすことの効果についてさらに深掘りしてみましょう。

物を減らすことで得られる自由

深夜さんと佐竹さんによれば、物を減らすことで得られる最大のメリットは「自由」です。物を所有することで生まれる束縛から解放され、自由な時間と空間を手に入れることができると述べています。

例えば、旅行に行く際に荷物が少ないと、移動が楽になり、行動の自由度が増します。また、物を減らすことで、自分にとって本当に大切なものが見えてくるため、人生の選択肢がシンプルになり、決断力が向上します。

ミニマリストの実践方法

ミニマリストを目指すためには、まず自分が本当に必要としているものを見極めることが重要です。深夜さんと佐竹さんは、物を3つのカテゴリーに分けることを提案しています。

  1. 本当に必要なもの
    毎日使うものや、生活に欠かせないもの。
  2. 必要ではないが、持っておきたいもの
    思い出の品や、趣味のアイテムなど。
  3. 不要なもの
    使っていないものや、今後使う予定がないもの。

この3つのカテゴリーに分けた後、不要なものを手放すことで、物の量を減らし、部屋を整えることができます。さらに、持っておきたいものも、本当に必要かどうかを再評価し、減らすことを検討しましょう。

まとめ:物を減らして心と家計を整える

今回ご紹介したように、物を減らすことは、心の整理や家計の管理に大きな影響を与えます。部屋が綺麗で整理整頓されていることで、無駄な出費が減り、お金が貯まりやすくなります。また、物を減らすことで得られる自由や時間も、人生を豊かにする重要な要素です。

物を減らし、必要なものだけを大切にすることで、心も豊かに、そしてお金も貯まりやすくなるでしょう。この記事を参考に、ぜひ今日から物を減らす習慣を始めてみてください。物が減ることで、心も軽くなり、人生がより充実したものになることでしょう。

以上、なかまゆでした。次回もお楽しみに!